2025年春夏の新商品KEENのシーニックCT。デザインに惹かれて購入してみました。
結論から言うと、買ってよかった一足です。

第一印象:軽すぎ
これまでKEENのサンダルといえば、しっかりした作りの分だけ重量感があったものですが、シーニックCTは別物です。
実際に計ってみると、片足で約270g(27cm)。これは本当に軽い。
従来のKEENのサンダルと比べて、ソールの厚みを抑えたデザインが功を奏しています。厚すぎず、でも薄すぎない。この絶妙なバランスが、スマートな見た目と軽量性を実現しています。

見た目の印象が変わった理由
これまでのKEENって、正直「ゴツい」印象がありませんでした?機能性重視で。
でもシーニックCTは違います。
ソールのボリュームを抑えたことで、足元がすっきり見える。街中で履いても違和感がない、むしろスタイリッシュな印象すら受けます。さらに、クッション性が犠牲になっているわけではないのがすごいところ。
履き心地は相変わらず柔らかくて、長時間履いていても足が疲れにくい。このあたりは、さすがKEENだなと感じました。

夏の通勤使いで感じたメリット・デメリット
私がこのシューズを購入した一番の理由は、夏の通勤用として使いたかったから。
普通の靴だと夏場は蒸れて不快だし、かといって完全なサンダルで通勤するのも…という中途半端な状況を解決してくれるアイテムを探していました。
メリット
通気性が抜群 これが一番のメリット。側面のメッシュ部分から空気が流れて、足の蒸れが大幅に軽減されます。真夏の通勤でも、靴の中が湿気でベタベタになることがありません。
ON/OFFどちらでも使える カジュアルすぎず、かといってフォーマルすぎない。この絶妙なバランスが、様々なシーンで活躍してくれます。
デメリット
雨の日は厳しい これはシーニックCTに限らず、このタイプのサンダル全般に言えることですが、本格的な雨の日は向いていません。水が入ってくるので、雨の日用の靴は別途必要です。
足の形によっては痛みが出るかも? 私の場合、長時間履いていると左足の小指周辺が痛くなることがあります。これは足の形との相性の問題だと思うので、全ての人に当てはまるわけではないでしょう。

サイズ感について(重要)
サイズ選びで迷っている方も多いと思うので、詳しく書きます。
私は普段、26.5cmか27cmを履いています。今回は27cmを購入しました。
結果的に、このサイズで正解でした。靴下を履いても、素足でも、どちらでも問題なく履けます。
そもそもこちらの商品のサイズ展開は1cm刻みなので、普段26.5cmがジャストサイズの方は、大きめの27cmを選ぶことをおすすめします。
ちなみに、KEENは全体的に幅広の作りになっているので、日本人の足にはフィットしやすいブランドです。

他のKEENサンダルとの比較
以前からKEENのサンダルを愛用している身としては、シーニックCTの立ち位置が気になっていました。
NEWPORTとの違い NEWPORTは完全なアウトドア仕様で、岩場や川辺での使用を想定した頑丈な作り。一方、シーニックCTは街中での使用も視野に入れた、よりスタイリッシュなデザイン。
UNEEKとの違い UNEEKは独特のコード構造で話題になりましたが、どうしても個性が強すぎる印象。シーニックCTは、もう少し万人受けするデザインになっています。
価格について正直な感想
12,100円という価格設定について。
正直、サンダルとしては安くはないです。でも、KEENの他のサンダルと比較すると、妥当な価格帯だと思います。
実際に1ヶ月使った感想
購入から1ヶ月が経ちました。
耐久性についても気になっていたのですが、今のところ大きな問題はありません。ソールの減りもいまのところ目立った減りはありません。

どんな人におすすめ?
こんな人にピッタリ
- 夏の通勤を快適にしたい人
- カジュアルすぎないサンダルを探している人
- 軽量なフットウェアが好きな人
- 様々なシーンで使い回したい人
向いていない人
- 完全防水が必要な人
- 超厚底のクッション性を求める人
総合評価
期待以上の出来でした。
KEENの機能性を保ちながら、見た目のスタイリッシュさも両立している。これまでのKEENのイメージを良い意味で裏切ってくれた一足です。
夏の足元に新しい選択肢を加えたい方には、間違いなくおすすめできます。
デザイン性と機能性のバランスが取れたアイテムです。
余談ですがこのシューズ、なぜかKEENの公式に掲載がありません。また原宿のKEENのショップにいってみましたが、店頭にもおいておらず、この記事を書いている時点ではアマゾンでも販売がなく、私は楽天で購入しました。なぜなのか??
