ウーバーイーツ配達員に開業届は必要か?開業届を提出するメリットは?

開業届は必要か?

UberEatsや出前館などフードデリバリーの配達員は個人事業主として稼働する仕組みとなっています。
多くの方にとって個人事業主として働く経験ははじめてなはずだと思います。
わたしもウーバーイーツの配達をはじめた当初は個人事業主?開業届?という感じでした。
この記事ではフードデリバリー配達員が開業届を出す必要があるのか?メリットは?開業届を提出する方法は?そもそも開業届って何?
といった事柄についてまとめてみました。

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1、そもそも開業届って何?

開業届とは、個人事業主をはじめた人が税務署に「こういう商売をしていますよ」という内容を申請する届出書。
また個人事業主とは、独立して継続的に事業を営む人のことです。

ウーバーイーツなどのフードデリバリーで継続的に収入が発生する人は、副業でも専業でも個人事業主です。

2、開業届は出す必要があるのか?

所得税法 第229条にこのようにかかれています。

居住者又は非居住者は、国内において新たに不動産所得、事業所得又は山林所得を生ずべき事業を開始し、又は当該事業に係る事務所、事業所その他これらに準ずるものを設け、若しくはこれらを移転し若しくは廃止した場合には、財務省令で定めるところにより、その旨その他必要な事項を記載した届出書を、その事実があつた日から1月以内に、税務署長に提出しなければならない。

「提出しなければならない」とかかれており、個人事業主にとって開業届は法律上は義務付けされているようです。
ただし、上で書いたように提出しなくても罰則はないため、開業届けを出さずに稼働している人はたくさんいるはずです。
ちなみにわたしは副業でウーバーイーツ配達員をはじめた際には始めてから1年3ヶ月ほどは開業届は出さずに稼働していました。開業届を出したきっかけは節税目的で青色申告に切り替えたくなったのがきっかけです。

また、個人事業主とは、独立して「継続的に」事業を営む方々のことです。
「継続的に」収入を得る予定がないようであれば、開業届は提出する必要はないということになります。

例えばウーバーイーツなどの紹介料目的で数回だけで配達を終わりにする予定の方などは「継続的」な収入には該当しないかと思います。

なお次の項目で詳細を書いていますが、青色申告をする場合は、開業届は必須です。

3、開業届を出すメリットは?


開業届を出すメリットは、上記にも書いた青色申告で確定申告ができるようになることが最大のメリットです。
青色申告で確定申告をすると65万円の所得控除が受けられます。所得のうち65万円分は課税されないことになりますので、その分節税になります。
65万円分が控除されるのとで、収入によって異なりますが少なくとも15万円分程度は税金が安くなると思いますので活用しない手はないです。
青色申告はデリバリー専業の人だけではなく、会社員の人でも利用できます。
実際にわたしは会社員の時代に青色申告で確定申告していました。

その他のメリットは小規模企業共済など個人事業主向けの共済が利用できるようになったり、屋号を持つことで法人口座を開設できたりというメリットがあるようです。

4、開業届を出す方法

開業届はお住まいの管轄の税務署に提出します。
開業届の申請書と青色申告を利用するための申請書は税務署に用意されているため、必要事項を記入し提出するだけです。もしくは郵送でも提出可能です。
来署して提出する場合、所要時間は30分程度で終わるかと思います。
難しい内容を記入する必要もなく、提出時に何か質問されたりすることもなく、拍子抜けするくらいあっさりと提出完了となります。

5、まとめ


開業届は個人事業主の義務となっています。継続的にフードデリバリーで収入が発生する予定の方は基本的には提出が必要です。
一方で提出しないからといって何かの罰則を受けることはありません。
誤解を恐れずに言うと、自転車の防犯登録のようなものかもしれません。
防犯登録も法律で加入が義務付けられていますが、未加入でも罰則を受けることはありません。

青色申告の所得控除は大きなメリットです。

副業・専業を問わず、会社員の方も個人事業主の方も利用できますので、開業届の提出は前向きに検討するのをおすすめします。

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