当サイトは記事内に広告を含む場合があります

【配達員向け】WoltとUberEats徹底比較。違いはどこ?Woltのメリット・デメリット in 東京

10月22日にWoltが東京でサービス開始し約2週間ほどのあいだ、約40時間分Woltで稼働してみました。

この記事では管理人が稼働して実際に感じた、Woltのメリットとデメリットについて解説します。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

1、Woltのメリット

時給保証がある
配達アプリ内から事前に稼働する時間を予約すると、予約した時間帯は時給保証があります。
保証金額は平日1150円、土日1350円となっています。

金額は決して高くはありませんが、この記事を書いている今この時期は、UberEatsの鳴りがかなり寂しい状況です。

そのような状況では時給保証はかなりありがたさを感じます

予約の取りやすさがどうかというと、水曜日の10時に予約枠が公開され、公開から2分程度で全ての枠が埋まります。かなりの激戦です。

あとは予約がキャンセルされると都度枠が空くので、キャンセルされた枠が空いていないかこまめにアプリをチェックすれば予約できることもあります。

②優良なサポート

Woltのサポート電話ではなくアプリ内のメッセージで対応しますが、親切に対応してくれます。
例えば、先日「今日の稼働予約をキャンセルしたい」と伝えたところ「かしこまりました。何か体調など崩されましたか?」と返してくれたり、どこか温かみのある対応をしてくれます。

もちろんそのようにトレーニングされているのだとは思いますが、配達パートナーと良好な関係を築いていこうとする姿勢はとっても好感が持てます。

2、Woltのデメリット

①ロングピックが多い

Woltのピックアップはレストランまでの距離が1-2キロほどなのは日常的にあります。
3-4キロのピックアップが割り振られることもあり、筆者が経験した最長ピックアップ距離は4.6キロ!

ピックアップがロングであるため1時間でこなせる配達が2件、頑張って3件という具合で件数がこなせません。

またピックアップ距離による報酬は発生しません

②配達リクエストは「拒否」ボタンなし、基本は全受け。

配達リクエストが届くと画面に「開始」と「サポート」というボタンが表示され、UberEatsのように「拒否」するボタンはありません。基本は全受けするとい前提で作られており、何かしらの理由で拒否をしたい場合は、「サポート」のボタンからサポートに連絡し、理由を伝えて拒否したい旨を相談するという形をとる必要があります。

また、配達を開始したあとは、キャンセルすることもできません

UberEatsのシステムに馴れた方にとっては窮屈に感じるポイントとなるでしょう。

ユニフォームとバッグは半強制

Woltではユニフォームとバッグを貸与しており「着用を強く推奨する」とアナウンスしています。

「推奨なら着用しなくても平気か」と思いがちですが、実際のところはそうはいかないようです。

Wolt配達員向けのニュースレターで、ユニフォームと配達バッグを使用しないとアカウント停止の可能性があると注意喚起がありました

また実際に他社バッグでWoltのオフィス(スタッフ)に配達に行った際に、Woltバッグを利用するよう注意されたとの話を聞きました。

ですので、ユニフォームとバッグの着用は必須と思っておいたほうがよいでしょう

着用必須となると、他のデリバリーサービスの複数同時オンラインがしにくくなり、配達員にとってはデメリットの一つです。

配達料は直線距離で計算

UberEatsでは配達料金の計算に実走行距離を用いていますが、Woltでは直線距離で計算します。

ピック先からドロップ先に直線を引いて、その距離を計算するということになりますので、実走行距離より短い距離で計算されることになります。

大きな公園(東京で言うと代々木公園や新宿御苑など)を跨ぐ配達などの場合は周りをぐるっと迂回しないと行けない場所もありますので、そういった場合は特に配達料金が低く見積もられることになります。

インセンティブ制度が弱い

まずは基本の配達料金がいくらかと言うと、平日450円、土日550円と設定されています。

Woltのインセンティブ制度として用意さているものは「ウィークリーボーナス」。

このウィークリーボーナスですが25回で1000円、50回で2000円、75回で3000円と続き、

つまりは1件あたり40円のボーナスということになります。

また雨の日のインセンティブはどうかというと、配達料金が1件あたり100円プラスになる場合があります。(プラスになる場合は事前にアプリ内で通知がある)

UberEatsでは、クエストクリアにより1件あたり100円から200円ほどのインセンティブが追加になります。

また、雨の日はピーク料金やブーストで1件あたり700円前後になります。

Woltではインセンティブが弱い分、特に雨の日に稼働するメリットがない状況です

3、その他の違い(メリットともデメリットとも言えない違い)

①ダブル、トリプル、複数店舗からのピックアップ

ダブルはUberEatsでもありますが、Woltでは3件ピックアップするトリプルもあります。

また複数店舗からピックアップしたあと、注文者に配達するという場合もあります。

筆者はまだその恩恵を受けていませんが、この複数店舗からのピックアップの場合、報酬が跳ね上がるようです。

②振り込みは月2回

毎月1日~15日の収入:当月25日までに振込み

毎月16日~31日の収入:翌月10日までに振込み

4、まとめ

UberEatsと比べるとバッグ半強制、配達リクエストを拒否・キャンセルが多いなど、縛りが多く少々窮屈に感じることが多いです。

とはいえ、鳴らない時期の時給保証のありがたみは偉大です。

デリバリーも各社揃って来ましたので、都合に合わせて賢く稼働することが必要になるのかもしれません。