東京でWoltが開始して約半年。エリアも拡大し加盟店も徐々に増えてきました。
「最近のWoltはどうなの?稼げるの?」という疑問にお答えすべく、実際に稼働してみました。
今回の稼働では3月に登場した「1件配達モード」を使用していますので、「1件配達モード」のメリット、デメリットとともに記事にしてみました。
検証した条件
場所:新宿
日時:平日昼ピーク・土曜日昼ピーク
天気:晴れ
車両:自転車
モード:1件配達モード
シフト:シフトインせず
今回は上記の条件で検証しました。
注意すべき点は、エリアが新宿である点。
新宿はWoltが他のエリアより浸透していない印象で、鳴りも弱いエリアだと思います。
どのくらい稼げるのか?
結論を言うと、ピーク時間で稼働する場合、平日なら時給1500円、土日なら1500円〜2000円くらいなら稼げます。
Woltがサービス開始した半年前の当時は時給保証の平日1150円、土日1350円をなんとか超えるぐらいの稼ぎでしたので、その時期と比べると稼ぎやすくなったと思います。
一方で、東京ではこの半年間で出前館・フードネコ・フードパンダなど単価が高いフードデリバリーが登場したことで配達員側の期待値も上昇しており、時給1500円に魅力を感じるかといわれると、必ずしもそうではないです。
Woltはデリバリー他社と比べるとやや稼ぎにくい仕組みになっていると思います。
今回の稼働で改めて感じたWoltの料金面でのメリット・デメリットと1件配達モードのメリット・デメリットを挙げてみました。
Woltのデメリット(料金面)
・ピックアップ距離が長い、ピックアップ料金がつかない
Woltが他社より稼ぎにくい一番の理由が、この報酬なしのロングピック。
Uber Eatsも新料金が導入され、ピックアップ距離が料金に反映されるようになりましたので、現在ピックアップ距離が料金に加算されないのは出前館とWoltだけ。
なお出前館は1配達の単価が700円〜1000円と高単価に設定されています。
またWoltは現状加盟店が少ないため、ウーバーイーツのようにピック先のレストランまで1〜2分の短距離であることはごくまれです。
ですので、ピックアップ料金がつかない点は、他社と比べてかなりのデメリットと言えるでしょう。
・ドロップ料金が直線距離で計算される
Woltのドロップ時の距離料金は直線距離で計算されます。そのためロングドロップになるほど不利になります
・エリアによっては鳴りが弱い・オフピークの鳴りが弱い
今回検証した新宿エリアは鳴りが弱いエリアだと思います。東京なら渋谷・港区エリアがおすすめ。
・インセンティブ制度が乏しい
Woltのメリット(料金面)
・料理待ちの時間が短い
・基本料金が設定されているため近距離の配達でも基本料金以上の報酬はもらえる(東京なら平日450円、土日550円が基本料金)
1件配達モードのメリット
・リクエスト拒否できるので気軽にオンラインできる
・リクエスト受諾前に配達先が確認できる
・他社のデリバリーと同時オンラインができる
1件配達モードのデメリット
・リクエスト待ちの際に遠く離れた場所のリクエストが際限なく鳴り、10秒おきぐらいに拒否ボタンを押さないといけない。危険、且つストレス。
・ダブル以上の配達がない
結局、Woltの稼働はアリか?
最近、特に東京では高単価な他社デリバリーができてきているため、高報酬を狙う場合、あえてWoltを選ぶ理由はあまりないと思います。
1件配達モードで気軽にオンラインできるようになったことで、空いた時間にちょっと稼ぎたい人にはおすすめです。
1件配達モードが始まったことで、ウーバーイーツのシステムと近くなりました。
1件配達モードでオンラインするのであれば、ウーバーイーツの鳴りが弱いときに補足的にWoltを活用するのがWoltの最善の活用方法かもしれません。
当ブログではこれからWoltのパートナーになる方を対象にキャッシュバック施策を行っています。
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