結論から
- Uber Eatsの収入は必ず税務署に把握されます(銀行振込・報酬データの提供により)
- 無申告や過少申告は、延滞税+最大40%の重加算税+数年分まとめて請求という高リスク
- 専業はもちろん、副業でも年間20万円超えれば確定申告が必要
- e-Taxや会計ソフトを使えば最短30分で完了できます
Uber社は配達パートナーの売上を税務署に報告する場合がある
とある日、ウーバーイーツから私の元にこんなメールが届きました。
メールを要約すると、
- 税務署から配達員の稼働状況を提供するよう要求があった
- 法律上、税務署の要求に従う必要がある
- 名前、住所、売上金額、銀行口座の情報を税務署に提供する
このメールのように、Uber Eatsは税務署に配達パートナーの稼働状況を提供する場合があります。
Uber Eatsの収入はなぜ税務署にバレる?【2025年最新事情】
税務署が把握できる理由は以下の通りです。
- 銀行口座の入金記録:金融機関から税務署へ情報提供される場合あり
- Uber社からの支払調書:国内事業者への報酬は税務署に報告義務あり
- マイナポータル連携の強化(2024年〜):海外送金や報酬支払も紐づけられやすい
- 税務署のAI分析:副業やフリーランスの未申告データを抽出するシステム導入
ポイント:2025年現在、税務署はデータ照合の精度が上がっており、「少額だからバレない」は通用しません。
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会計ソフトのfreeeを使えば、確定申告が初めてでも面倒なことがなく楽に申告できます。
おこづかい帳をつける感覚で売上と経費を入力するだけで確定申告に必要な書類が完成します。
確定申告が必要なUber Eats配達員の条件
専業の場合
- 年間の所得(売上-経費)が48万円を超えると申告義務あり(基礎控除分)
副業の場合
- 本業が給与所得で、Uber Eatsの所得が20万円を超えると申告義務あり
- ただし住民税申告は1円から必要(会社バレ防止には注意)
扶養の影響
- 配偶者控除の扶養:所得48万円超で外れる可能性
- 社会保険の扶養:年収130万円(条件により106万円)を超えると外れる可能性
では、仮に無申告や確定申告での不正がバレるとどうなるのでしょうか。
確定申告しなかったり、ごまかしたりするとどうなる?
主なペナルティ
- 延滞税:納付が遅れた日数分加算(最大14.6%/年)
- 無申告加算税:納付額の15〜20%
- 重加算税:悪質と判断されると最大40%
実例:過去3年分の無申告が発覚 → 追徴課税+延滞税で合計100万円超の請求を受けたケースあり
そもそも確定申告はそんなに面倒ではない
確定申告には白色申告と青色申告の2種類あります。
白色申告は手軽に申告できる反面、所得控除が最大10万円と節税効果があまりないのが特徴です。
青色申告は白色申告より手続きがやや面倒な反面、節税できるのが特徴です。
どちらも経験したことがありますが、どちらもそんなに面倒ではないです。
帳簿をつけたりなど2日ほど必要な作業を行えば確定申告完了できます。
青色申告できる人は青色申告がおすすめ
項目 | 白色申告 | 青色申告(65万円控除) |
---|---|---|
控除額 | 基礎控除48万円のみ | 基礎控除48万円+青色控除65万円 |
節税効果 | 小 | 大 |
帳簿 | 簡易帳簿 | 複式簿記(ソフトで簡単) |
赤字繰越 | 不可 | 最大3年可 |
節税シミュレーション:年間所得300万円の場合、青色申告で約10万円節税できることも。
青色申告が利用できる人は青色申告で確定申告するのがおすすめです。
理由は、節税効果。
青色申告では最大で65万円の所得控除が得られ、税金が最低でも15万円ほど安くなります。(所得金額によって異なる)
所得控除とは課税対象となる所得金額を減らすことができる制度です。65万円の所得控除が得られれば「65万円に対しては税金を払わなくていい」ということになります。
15万円分稼ごうと思ったら何日稼働しないといけないのかと考えれば、すこし面倒でも青色申告を選択するべきだと思います。
ただし、全員が青色申告を利用できるわけではありません。
では、青色申告を利用できる人・できない人はどんな人なのでしょうか。
青色申告を利用できない人
まずは青色申告を利用できない人からみていきます。
青色申告を利用できない人は、ざっくり言うと、副業で配達していて、配達ではお小遣い程度の収入しかない人です。この場合は、青色申告が認められない場合があります。
青色申告で確定申告するには、配達が「事業」であり、その所得が「事業所得」だと判断される必要があります。
配達での収入が少ない場合などは「事業」とは認められず、その所得が「雑所得」だと判断されます。雑所得と判断された場合は、青色申告は利用できず白色申告となります。
では、どのくらいの収入から事業所得と判断されるのか知りたいところですが、金額的な目安はなく、その仕事が「反復、継続かつ独立して行われているかどうか」が、事業所得か雑所得の判断基準となります。
この当たりの線引は、抽象的で曖昧な話となるので、詳細を知りたい人は下記のリンクなどが参考になると思います。

青色申告を利用できる人
専業で配達を行っている人は、通常、青色申告を利用できます。
専業で配達を行っている人であれば、生活できるぐらいの収入を得ていると思いますので、おそらく青色申告が認められないケースはあまりないと思います。
青色申告を利用できる場合、青色申告を活用しない手はないです。
青色申告を行うために必要なもの
- 開業届と青色申告承認申請書
青色申告を行うには開業届と青色申告承認申請書を税務署に提出する必要があります。
開業届と聞くと大変な作業のように聞こえますが、開業届と青色申告承認申請書は税務署に行き、書類を書いて提出するだけでとても簡単です。10分ほどで手続きできます。
開業届と青色申告承認申請書するのに必要な持ち物
・個人番号が分かるもの(マイナンバーカード、個人番号通知カード、個人番号記載の住民票の写しなど)
・本人確認書類(免許証など)
・印鑑
- マイナンバーカード(必須ではない)
青色申告でスマホやPCなどから電子申告するためにはマイナンバーカードが必要です。
電子申告せず、紙で確定申告書を提出する場合、控除額が10万円少なくなり最大55万円の所得控除となりますので、できれば電子申告を利用したいところです。
マイナンバーカードは発行までに日にちがかかりますので、早めに申請しておくと良いと思います。
- 会計ソフト
青色申告には「複式簿記」という形式で確定申告書を作成する必要があります。
自力で「複式簿記」の申告書を作成しようと思うと簿記の知識が必要ですが、会計ソフトを使えば専門知識がなくても簡単に複式簿記で確定申告書を作成できます。
私が使っている会計ソフトはfreee で、お小遣い帳をつけるような感覚で入力していくと、複式簿記の申告書が作成できます。
私自身、簿記の知識はなく「複式簿記」が何なのかさえ良くわかっていませんが、そんな自分でも問題なく複式簿記で確定申告書を作成できています。

他にもfreeeをおすすめする理由はあります。
freeeをおすすめする理由
無料でも使える
有料プランの特徴は、サポートが使える、確定申告書類の出力ができる、といった特徴がありますが、
無料プランでも、日々の売上と経費の入力は可能ですので、普段は無料プランで使用し、確定申告の時期のだけ有料プランに切り替えて確定申告するといった使い方もできます。
私も毎年上記の方法で確定申告をしています。
まずはfreeeに無料登録して少しずつ収入と経費を入力していくことをおすすめします。
とにかく素人でもわかりやすい
会計などの知識がなくても簡単に使えます。
上でも書いたように、お小遣い帳をつけるような感覚で入力してけば、確定申告まで完了することができます。
ヘルプやサポートが充実している
基本的に簡単に使えるように設計されていますが、それでもわからない場合に頼りになるのがヘルプページやチャットサポートです。
有料のスターター会員以上になれば、チャットサポートが利用できますので、確定申告がはじめての人でも安心して利用できます。
最短30分で確定申告を終わらせる方法【2025年版】
① 会計ソフトを使う
- freee:スマホだけで申告完了、仕訳AIが強力
- マネーフォワードクラウド:銀行・Uber口座と連携して自動入力
- 弥生オンライン:青色申告対応が強い
ソフト名 | 特徴 | 年額(税込) |
---|---|---|
freee | 初心者向けUI、スマホ完結 | 13,586円〜 |
MFクラウド | 銀行連携が安定 | 12,936円〜 |
弥生 | 青色申告サポート充実 | 10,560円〜 |
② 必要書類を揃える
- 売上明細(UberアプリからDL)
- 経費領収書(燃料代、スマホ代など)
- マイナンバーカード(e-Tax用)
③ e-Taxで送信
- マイナポータル連携で住所や口座自動入力
- スマホ署名で完了
青色申告するまでの流れ
青色申告の流れをざっくりと説明すると、下記の流れです。
- 開業届と青色申告承認申請書を税務署に提出する(同時に2つ提出できます)
- 帳簿をつける(日々に売上と経費をfreeeなどに入力しましょう)
- 2/16から3/15までの間に確定申告をする。
白色申告するまでの流れ
白色申告の場合、特別な事前準備は必要ありません。
売上がわかるように記録しておくのと、経費がわかるようにレシートなどをとっておきましょう。
確定申告の時期は、青色申告と同様で、2/16から3/15までの間です。
e-Taxを利用すれば、書類を印刷する必要などもなく、PCスマホで申告を完結できます。
よくある質問Q&A
Q. 20万円以下なら副業は申告不要?
→ 所得税は不要ですが、住民税申告は必要です。会社バレを防ぐ場合も注意。
Q. インボイス制度は関係ある?
→ 免税事業者は登録不要。ただし売上規模や将来の取引相手によっては検討。
Q. 扶養内で働きたいがいくらまで?
→ 税金は48万円、社会保険は106万〜130万円(条件次第)。
まとめ
- Uber Eats配達員は必ず確定申告の必要条件を確認すべき
- 無申告は罰金+延滞税+数年分請求の可能性
- 会計ソフトとe-Taxを使えば最短30分で終わる
参考リンク
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