Uber Eatsの配達パートナーに配布される配達パートナーガイドとコミュニティガイドライン。
このふたつ、しっかり目を通したことがないパートナーも少なくないはず。
正直なところ、わたしもこの記事を書くまではしっかりと読んだことがありませんでした。
配達パートナーガイドとコミュティティガイドラインには、配達員が禁止されている行為が掲載されており、禁止行為を犯した場合、アカウントの永久停止につながる可能性があります。
この記事では、パートーナーガイドとコミュニティガイドラインに掲載されいてる、
配達パートナーが禁止されている行為について解説します。
UberEats配達員の禁止行為
信号無視、逆走など交通違反行為を犯すこと
まずはこちら。交通ルールを無視することです。
特に自転車の場合、つい軽い気持ちで行いがちですが、交通違反行為もアカウント停止措置対象です。
自分の身を守るためにも、ルールを守って安全に配達したいところです。
注文者のプライバシー侵害に抵触する行為
住所をSNSに投稿、注文者宅のセキュリティ情報などを他人と共有した場合などがこちらに該当します。
Twitterなどでは注文者のプライバシー侵害と思わる投稿も見受けられます。
注文者宅の敷地内と思われる写真を投稿したり、配達先の住所がしっかり隠されないまま該当部分のスクリーンショットを投稿したり、などです。
禁止行為以前に、注文者のプライバシーを侵害する行為は絶対に控えましょう。
Uber の商標または知的財産の不正使用
Uberが使用権を有する商標等(UberEatsロゴなど)を許可なく使用することは禁止されています。
ロゴ入りのグッズを作ったり、それを販売する行為は控えるべきでしょう。
【削除済み】配達バッグをUberEatsの配達以外に利用する行為、オークションサイトなどで販売する行為
現在のパートナーガイド、コミュニティガイドラインでは、こちらのルールは削除されているようです。
ちょっと大きめの荷物を運んだりする際に、Uberの配達バッグは役立ちそうなところではありますが
UberEatsの配達バッグを配達以外の日常生活などで利用する行為は禁止されています。
また「配達用バッグはUberからの貸与品です」とパートナーガイドに記載されており、オークションサイトなどでの販売は禁止されているようです。
ですが、現在、配達バッグはアマゾンで買い切りとなっているようですので、こちらの項目は次回のパートナーガイドで改定されるかもしれませんね。
UberEatsの代理人またはスタッフとして無断で活動すること。
例えば「Uberのスタッフを名乗ってメディアに出演する」「Uberのスタッフを偽って紹介料を受け取る」など、そういった行為がこちらに当てはまるかと思います。
UberEatsの配達パートナーとUberは雇用関係がないため、UberEatsの配達員はUberのスタッフではありません。
スタッフや関係者を名乗って営業等の活動をすることは控えましょう。
Uberの社員やスタッフに不適切な態度や言動をとること
急いでいるのにパートナーサポートに電話しても電話がなかなかつながらなかったり、対応に時間がかかってイライラすることもあると思います。
そのような場合でも、パートナーサポートのオペレーターに悪態をついたりせず、冷静になって対応したいものです。
評価が著しく低い場合
いわゆる、バッド評価が多い場合です。
評価がわるいと警告が届き、その後も改善されない場合はアカウント停止となります。
基準は開示されていませんが、評価が95%以上であればまず問題ないでしょう。
90%ぐらいでも問題ないのかもしれません。案外、ゆるめな印象です。
パートナーガイドには「各都市の最低配達評価の最低ラインを下回り続ける場合」と記載されています。
登録した車両とは違う車両で配達した
アカウント停止措置が取られた内容で一番多いのが車両の相違だそうです。
自転車登録でバイクで配達を行ったりした場合が、この禁止行為に当たります。
発覚する経緯は、実は配達先が配達パートナーで、その配達パートナーが車両相違を発見しUberに通報という流れが多いと思われます。
配達パートナー向けの特典などを使ってUberEatsの注文をする配達パートナーは一定数いますので、車両相違はばれやすいはずです。
かならず登録車両で配達しましょう。
自分が注文した商品を自分で自分に配達した
文字通りですが、自分で注文した商品を自分で配達するのは禁止です。
不正に配達距離を稼ぐ行為
配達距離はピックアップ地点から配達完了操作を行った地点までの距離で計算しますので、配達完了したあとも、配達完了操作を行わず一定の距離移動した場合、報酬にカウントされますが、当然ながら禁止です。
遠回りしたり、意図的に距離を稼ぐのはやめましょう。
過度な配達キャンセル
ここでいうキャンセルとは商品を受け取ったあとのキャンセルと思われます。
キャンセル率が各都市の平均値よりはるかに高い場合は警告が届き、改善なき場合はアカウント停止になる可能性があります。
高評価の配達パートナーのキャンセル率は通常5%以下だそうです。
恒常的に配達が遅れる場合
予想到着時刻より著しく遅れる場合など、配達が常に遅いパートナーが対象。
事前に警告が届き、改善されない場合アカウント停止になる可能性があるようです。
まとめ
以上、パートナーガイドとコミュニティガイドラインから、違反を犯す可能性が高い、アカウント停止につながる可能性がある行為を取り上げました。
アカウントの永久停止になると、文字通り永久にアカウントは停止され、二度とUberで稼働することはできなくなります。
泣きついたりしても、一切応じてくれません。
ここで紹介しきれていない細かなルールなども記載されていますので、パートナーガイドとコミュニティガイドラインに一度目を通して、安全に稼働していきましょう。